Replicant・Lover's-L No.6

音も無く立ち上がり、レンはジンがいつももたれかかっている壁へ寄ると、カーテンの隙間からそっと外を窺う。

「いつからだ?」

外の様子を窺いながら、レンがジンに声をかける。

「それをお前の記憶から検証したい」

「何で、俺、気がつかないかなー」

カーテンから離れると、レンが髪をイライラとかきむしった。