も過ぎた頃。



テラスで



手紙を手に、



シクシクと泣き出す者がでた。



女の子だった



『帰ってこい。』



という、



彼氏からの手紙だった





彼女は、



やっぱり彼の子を生みたい



と言い。



たばこに別れを告げ、



彼の元へと、かえって行った。



皆で



いつでも戻っておいでと、



送り出した。





次は



男性が。



奥さんの会いたいの手紙に



懐柔され



又たばこに別れを告げた。





中には、子供の、



いつかえってくるの?



パパへ。という手紙を片手に、



号泣する男性もいた。



でも



ボクは、



まだかえれない。



まだ



たばこに未練があるから。