私が健を押し倒すようになっている状態。 うん、完璧♪ 彼女に押し倒されて(よろめいてたまたまってシナリオだけどね)、ここでキスしなかったら男じゃあないよ! 自信満々で健を見つめる。 「ほら、どけ」 ―――え? 優しく笑って起き上がる健。 ちょっと待ってよ! そんなんでさ、欲求不満になんないわけ?! もしやっ…… 浮気…? 健に限ってそんなことないよねっ…? 考えを潰すようにブンブンと頭を大きく振った。