続・いまだ知らない、恋心。【短編】

シャワーを浴びて、さぁ寝ようかと思ったその時、



「スージー?俺俺。隠れさして!」



と言うなり返事も待たずに入って来て、ベットの下に隠れ出した。



「はっ!?神崎君?何してんだよ!」



『中筋!この部屋に神崎おらんか?』



げっ!教師が入ってきやがった!見つかったら、それはそれでまずい気がする。



「神崎なら、エレベーターの方向に逃走して行きましたけど。」


『何!まかれたかぁ!ありがとさん。』



何とかごまかせたか。



「おい、神崎君。なんで逃げてんだ?」


「いやー大した事じゃあれへんねんけど、説教がうざなって逃げたんや。」


「挨拶の件か。」


「そう!」