君は生きていた

「なんか、お2人さん...幸せオーラだしすぎ!」
「「出してへんわ!」」
「いきぴったりやん。」
タクマの突っ込みが来る。
「ほんま、仲いいなぁ。2人も...」
ユキナが、言った。
「なんで?ユキナ彼氏おらんかったっけ???」
マイが不思議そうに聞いた。
「居ないわ!」
皆が、爆笑した。
マイが何かに気づいたように、カグの髪を触り返した。
カグは、ビックリして言った。
「なんやねん!?!?!?」
「髪...のびたなぁカグ。」
「そうかぁ???」
「うん。だって、前髪がほらこんな所まで。」
カグの前髪は、顔を覆い隠す位までのびていた。
「ほんまや...」
「切ってくれば?」
「そうやなぁ...ここはばっさりと...」
「ちょっと、待った!!!」
カグは、驚いた様に言った。
「なに???」
「前髪は、鼻位にな!!!」
「なんで???」
「たぶん、短いより長い方がカグには合うと思うから!」
「そうか???」
カグが不思議そうに言った。
「うん!」
カグがひらめいたように、言った。
「じゃあ、マイも髪切れば???」
「そうしようかなぁ...」
「髪は、お嬢様ヘアにしてみ!!!」
「似合わないよぉ。」
「大丈夫やて!」
「似合わなかったら、責任とってよ!」
「はい。はい。」
カグはあきれたように言った。