しつこい彼女を
追い返した俺は
深く深呼吸をしてから
部屋に戻った

そして鍵をかけた

その時には、もう
決めていた

千穂を抱きたい

嫌がられるかも
しれないと思いながら
俺は千穂を抱くと決めた

抱きたかった

本当に好きな人を
愛したい

俺は人を抱いて愛を
表現する事を忘れている