気持ちで抱いていた
はずだったのに
今は何となく違った

『ごめん。
店まで送るから』

着替えを済ませた俺は
麻美を後ろから
抱きながら言った

『謝らないで。
大介に抱かれるのは
嬉しいから』

麻美はそう言って
俺の腕にキスをした

『今日は店休む。
もう間に合わないし』

『ごめん』

俺たちは唇を重ねた