「いててて」 思いっきりしりもちをついちゃったアキト。 あんまりにも 衝撃が激しかった みたいだったから 「ごめんっ」 つい、 謝っちゃった だけど、 必要なかったみたい。 「ボクは紗雪様の言うことに忠実に従う執事です」 そう言って ちょっと意地悪く笑うんだ 「もぉっ」 途端、 あたしは 両手で顔を覆って 全速力で自分の部屋に 閉じこもってしまった。