初めてクリニックで会った時は、こんな俺様医者にはお世話になりたくないと思った。

ホテルで会った時は、ほっぺにキスをされて、最低の男だと思った。

女ったらしで、自信過剰で、とんでもないプレイボーイだと思っていたのに…

いつの間にかあたしの中は彼の事でいっぱいになっていた。

あの時は、こんなにも彼を好きになるなんて、思ってもみなかっのに…

誰かを護りたいと願う気持ちを知るなんて、考えもしなかっのに…

彼を大切に想うなんて、絶対にありえないはずだったのに…

今は、あなたがこんなにも愛しい。

片時も離れられないと思うほどに…

あなたがいないと、心が砕けてしまうと思うほどに…