目覚めたとき、響さんの長い睫が目の前にあった。 満ち足りた顔で眠る彼の腕が自分に絡みついていることに気がついて、頬が熱くなる。 誓いを交わすように触れた唇も… 何度も囁かれた愛の言葉も… まるで夢の中の出来事のようだった。 そっとベッドから降り立ち、バスルームの鏡に自分を映してみる。 肌に浮き上がる無数の華。 彼の所有の刻印を刻まれた自分が、どこか大人びて見える気がした。