【長編】Sweet Dentist

「…逃げなくていいのか?
このままだと止められなくなるぞ?」

「うん…乳臭いガキだけど…それでもいい?」

「クス…初めての診療のときの事、根に持っているのか?
もう乳臭いなんて言わないよ…。
俺だけの極上Sweetだ」

「甘いもの嫌いなくせに。…あたしは激甘よ?」

「望むところだね。こういう甘さなら大歓迎だ」

よかった…と、しなやかに伸ばし俺を受け止める細い腕。

バスローブの紐を解くと眩しいほどの白い肌が露になった。

仰け反る白い喉元に唇を滑らせる。

何度も愛の言葉を囁き、頬を伝う涙を唇で追いかける。

唇から唇へ…

肌から肌へ…

心から心へ…

溢れる想いを伝え、魂に刻み込むように抱きしめ合う。

指を絡め…

肌を感じ…

心も身体も一つに溶け合い重なるとき…


俺は天使の愛を手に入れ―…


金色の羽に包まれて夢を見た。