ママに案内されて客間へやって来た響さんは、シャルルさんがいたことに驚いたようだったけれど、涙目のあたしを見て状況をすぐに悟ったらしい。
あたしの傍に来ると、すぐにパパの説得に掛かろうと体制を整えるのが分かった。
その様子を見て、パパはガックリとうな垂れた。
「…パパ?」
「はぁ…また千茉莉の味方参上かよ?
どんなに足掻いても神様が千茉莉に味方しているみたいだよなぁ?」
パパはガシガシと頭を掻いて、暫く頭を抱えるポーズでうな垂れていたけれど、諦めたような大きな溜息を吐いた。
「…分かった。シャルルの元で学びたいならそれは許可しよう。
…だが、シャルルも条件を呑め」
「…どんな条件でしょう?
兄の許可が要らず、僕の独断で出来ることであれば何でもしますよ」
「その言葉に二言は無いな?」
パパが顔を上げてニヤリと笑った。
いきなり交換条件に持ち込んだことも驚いたのに、このパパの不敵な笑み。
妙に黒いものを感じて、何だかとんでもないことを言い出すんじゃないかと、危険信号が脳裏を掠めた。
そしてその不安は、見事に現実となった。
あたしの傍に来ると、すぐにパパの説得に掛かろうと体制を整えるのが分かった。
その様子を見て、パパはガックリとうな垂れた。
「…パパ?」
「はぁ…また千茉莉の味方参上かよ?
どんなに足掻いても神様が千茉莉に味方しているみたいだよなぁ?」
パパはガシガシと頭を掻いて、暫く頭を抱えるポーズでうな垂れていたけれど、諦めたような大きな溜息を吐いた。
「…分かった。シャルルの元で学びたいならそれは許可しよう。
…だが、シャルルも条件を呑め」
「…どんな条件でしょう?
兄の許可が要らず、僕の独断で出来ることであれば何でもしますよ」
「その言葉に二言は無いな?」
パパが顔を上げてニヤリと笑った。
いきなり交換条件に持ち込んだことも驚いたのに、このパパの不敵な笑み。
妙に黒いものを感じて、何だかとんでもないことを言い出すんじゃないかと、危険信号が脳裏を掠めた。
そしてその不安は、見事に現実となった。



