【長編】Sweet Dentist

だけど、世の中何が功を奏するか解らない。

率直過ぎる返答が逆にパパを安心させたようで、先日からの思い込みによる誤解をようやく解いてくれたのだ。


挙句の果てに…

「千茉莉は世間知らずだからあまり無茶はさせず、少しずつ…な?
大事にしてやってくれよ」

と、信じられない事をのたまってくれた。

天地が引っくり返ってもあり得ないはずのパパの言葉に、あたしは今度こそイスから滑り落ちた。

「パパパパッ?
ななななななにをっ?
すっ少しずっ…つって…」

舌を噛みながらシドロモドロで

もう自分でも何を言いたいのか解らない。