緊張しながらも始まった誕生パーティは、恐ろしいほど穏やかに、かつ賑やかに過ぎて行く。
バトルを心配していたあたしは、意外にも静かなパパに唖然とした。
会話の中心の殆どが、ママによる響さんイジメ…
もとい、芸能リポーター並みの質問攻めで暴かれる響さんの過去と私生活だったから、叩いてどのくらいの埃が出るのかを静観していたのかもしれないけど。
流石の響さんもママの質問攻めにはタジタジで、その様子に気を良くしたのか、パパの機嫌も少し良くなったみたいだった。
ママの鋭い質問が炸裂する中で、あたしは噂だけで知っていた、ビケトリの数々の偉業を直接聞くこととなった。
思わず唸るようなものから、笑いを誘うものまで、とにかく波乱万丈の人生だと、唖然としてしまう。
特に、暴力団の組長さんに気に入られて、高校を卒業したらうちへ来いと付き纏われ、知らないうちに若頭として就職先が決まりそうになった前代未聞のエピソードには、可哀想だけど笑い転げてしまった。
凡人にはあり得ない高校時代に、改めてこの人は本当に“あの”ビケトリなのだと、ようやく少しずつ実感ができたような…
ヤッパリできないような?
そんな会話の中で、ガチガチだったあたしの緊張もいつの間にか解れて、ようやく自然な笑顔が戻っていた。
バトルを心配していたあたしは、意外にも静かなパパに唖然とした。
会話の中心の殆どが、ママによる響さんイジメ…
もとい、芸能リポーター並みの質問攻めで暴かれる響さんの過去と私生活だったから、叩いてどのくらいの埃が出るのかを静観していたのかもしれないけど。
流石の響さんもママの質問攻めにはタジタジで、その様子に気を良くしたのか、パパの機嫌も少し良くなったみたいだった。
ママの鋭い質問が炸裂する中で、あたしは噂だけで知っていた、ビケトリの数々の偉業を直接聞くこととなった。
思わず唸るようなものから、笑いを誘うものまで、とにかく波乱万丈の人生だと、唖然としてしまう。
特に、暴力団の組長さんに気に入られて、高校を卒業したらうちへ来いと付き纏われ、知らないうちに若頭として就職先が決まりそうになった前代未聞のエピソードには、可哀想だけど笑い転げてしまった。
凡人にはあり得ない高校時代に、改めてこの人は本当に“あの”ビケトリなのだと、ようやく少しずつ実感ができたような…
ヤッパリできないような?
そんな会話の中で、ガチガチだったあたしの緊張もいつの間にか解れて、ようやく自然な笑顔が戻っていた。



