その夜
あたしの誕生日を祝うテーブルには、パパの作ったケーキを中心に、ママの気合の入り方が一目で分かる料理の数々が並べたてられた。
ハイテンションなママに勧められるままに、やや緊張の面持ちで席に着いた面々。
ママに緊張感が無いのは言わずと知れたことだけど、あたし達の緊張度合いも三者三様だった。
ニコニコと緊張感のカケラもないママの隣に、やや緊張気味のパパ。
その緊張度合いは、5段階としてレベル4といった所だろうか?
機嫌は朝ほどではないけれど、ご機嫌というには程遠く、口をへの字に曲げて、眉間には深めの皺。
そんな顔してたら直ぐに老けちゃうよ?
…なぁんて
いつもみたいに言えない雰囲気が肩に重い。



