「…なんだよ? ジロジロ見て。俺に惚れ直したのか?」
いつの間にか運転中の響さんの横顔をマジマジと見つめていたようで、前方を見たまま苦笑している。
…惚れ直しているような視線と受け止められましたか?
そりゃ、確かにさっきの響さんは素敵だったけどさ。
だけどそんな風に訊かれて、素直に『素敵でした』と答えるほど、あたしは素直じゃなかったりする。
故に、返答が少々天邪鬼になってしまう。
「…っ、違うわよ。その…ちょっと思い出しちゃって…
響さんがビケトリ…って…はぁ~」
「何だよ、その溜息は?」
「だって、あたしの中のビケトリのイメージが…
…って、ああっ!もしかして、ビケトリの他の二人って…」
「龍也と暁だよ」
…やっぱり…
そっかぁ。
あの二人なら納得。
いつの間にか運転中の響さんの横顔をマジマジと見つめていたようで、前方を見たまま苦笑している。
…惚れ直しているような視線と受け止められましたか?
そりゃ、確かにさっきの響さんは素敵だったけどさ。
だけどそんな風に訊かれて、素直に『素敵でした』と答えるほど、あたしは素直じゃなかったりする。
故に、返答が少々天邪鬼になってしまう。
「…っ、違うわよ。その…ちょっと思い出しちゃって…
響さんがビケトリ…って…はぁ~」
「何だよ、その溜息は?」
「だって、あたしの中のビケトリのイメージが…
…って、ああっ!もしかして、ビケトリの他の二人って…」
「龍也と暁だよ」
…やっぱり…
そっかぁ。
あの二人なら納得。



