「本当?嬉しい」
「くっそー、千茉莉にバレて嫌われたら俺、立ち直れねぇぞ?
一生怨むからな」
ガシガシと半ばやけくそで髪を掻き回す響さんは、決して全身で彼女を拒絶していなかった。
もう何を信じて良いか解らなくて、頭が真っ白になる。
手にしたバックが滑り落ちて、鈍い音を立てた事にも気付かなかった。
響さんが驚いた顔で振り返りこちらを見つめる。
あたしは呆然と彼を見つめたままその場に立ち尽くしていた。
明らかに不味いものを見られたと思ったらしい、ギョッとした顔。
怒りなのか悲しみなのか解らない感情が突き上げてきて、訳が解らなくなった。
「くっそー、千茉莉にバレて嫌われたら俺、立ち直れねぇぞ?
一生怨むからな」
ガシガシと半ばやけくそで髪を掻き回す響さんは、決して全身で彼女を拒絶していなかった。
もう何を信じて良いか解らなくて、頭が真っ白になる。
手にしたバックが滑り落ちて、鈍い音を立てた事にも気付かなかった。
響さんが驚いた顔で振り返りこちらを見つめる。
あたしは呆然と彼を見つめたままその場に立ち尽くしていた。
明らかに不味いものを見られたと思ったらしい、ギョッとした顔。
怒りなのか悲しみなのか解らない感情が突き上げてきて、訳が解らなくなった。



