「…解るよ、解るけどさ…。千茉莉は本当に行きたいのかな?
俺は…むしろあんたの為に行こうとしているような気がするんだ」
「は? 何だよそれ、俺が千茉莉に留学を強要しているみたいじゃないか?」
千茉莉が行きたいと言っていたからこそ、俺は応援したかったんだ。
なのに…どういう事だ?
「千茉莉はさ、子供の頃に出逢ったあんたを癒したくて今日まで頑張ってきたんだろ?
あいつの中には昔からいつだってあんたがいて、あんたの為にパティシェを目指していたようなもんなんだ。
つまりさ、留学してもあんたと離れちまうってのは意味が無いんじゃないか?」
俺は…むしろあんたの為に行こうとしているような気がするんだ」
「は? 何だよそれ、俺が千茉莉に留学を強要しているみたいじゃないか?」
千茉莉が行きたいと言っていたからこそ、俺は応援したかったんだ。
なのに…どういう事だ?
「千茉莉はさ、子供の頃に出逢ったあんたを癒したくて今日まで頑張ってきたんだろ?
あいつの中には昔からいつだってあんたがいて、あんたの為にパティシェを目指していたようなもんなんだ。
つまりさ、留学してもあんたと離れちまうってのは意味が無いんじゃないか?」



