彼の中で俺たちの位置づけが他人から知り合いに変わったのだろう。
いつの間にかシャルルの一人称が【私】から【僕】になっている。
特に違和感無くその事実を受け入れていた俺は、自分も無意識にシャルルを【お前】と呼んで、言葉もスッカリ砕けていた。
「ちょうどこの大会や他の仕事で日本へ来ていたから、先日亜希と聖に会ったんだ。
その時にね、千茉莉の作ったウェディングケーキを食べたんだよ」
「え? 悪くなっていなかったですか?」
「クスクス…、聖が冷凍保存しておいたのをだよ。解凍したものだし期待もせずに口にしたんだけど… 本当に…驚いたよ。
まるで天使の羽で包まれたような感覚になった。あんなケーキは初めてだったよ」
シャルルがそのときを思い出し感動するように瞳を閉じ、天を仰いだ。
いつの間にかシャルルの一人称が【私】から【僕】になっている。
特に違和感無くその事実を受け入れていた俺は、自分も無意識にシャルルを【お前】と呼んで、言葉もスッカリ砕けていた。
「ちょうどこの大会や他の仕事で日本へ来ていたから、先日亜希と聖に会ったんだ。
その時にね、千茉莉の作ったウェディングケーキを食べたんだよ」
「え? 悪くなっていなかったですか?」
「クスクス…、聖が冷凍保存しておいたのをだよ。解凍したものだし期待もせずに口にしたんだけど… 本当に…驚いたよ。
まるで天使の羽で包まれたような感覚になった。あんなケーキは初めてだったよ」
シャルルがそのときを思い出し感動するように瞳を閉じ、天を仰いだ。



