千茉莉へと視線を戻すと、慌しく動き回る参加選手達とは裏腹に、彼女はまだ微動だにしない。
大丈夫なのだろうか?
緊張の余り頭が真っ白で動けなくなったんじゃないだろうか?
何もしてやれず、ただ見守ることしか出来ない自分が悔しかった。
ゴメンな千茉莉。
応援してやるといいつつ、俺は何もしてやれなくて…。
しかも、こんな大切な本番に、つまらない嘘を吐いてちゃんと傍にいてやることもしなかった。
お前が夢を諦めようとするなんて、どうして思ったんだろう?
もしも本当に俺の事が原因で留学に迷いがあるのなら、俺がその不安を解消してやればよかっただけじゃないか。
ガラス越しで声をかけることすら出来ず、ただひたすら心で千茉莉の名を呼びながら、彼女が沈黙から目覚めることを祈った。
大丈夫なのだろうか?
緊張の余り頭が真っ白で動けなくなったんじゃないだろうか?
何もしてやれず、ただ見守ることしか出来ない自分が悔しかった。
ゴメンな千茉莉。
応援してやるといいつつ、俺は何もしてやれなくて…。
しかも、こんな大切な本番に、つまらない嘘を吐いてちゃんと傍にいてやることもしなかった。
お前が夢を諦めようとするなんて、どうして思ったんだろう?
もしも本当に俺の事が原因で留学に迷いがあるのなら、俺がその不安を解消してやればよかっただけじゃないか。
ガラス越しで声をかけることすら出来ず、ただひたすら心で千茉莉の名を呼びながら、彼女が沈黙から目覚めることを祈った。



