「で、その大会のお菓子ってのは美味くできそうなのか?
えらく悩んでいたけど、お前らしいお菓子とやらは見つかったのか?」
「うん、それはもう大丈夫。
んと…響先生はその日、お仕事…よね?
遅くなるかな? できれば会いたいんだけど…
帰ってきたら連絡しても良い?」
「あぁ、その日は早く終わるから迎えに行ってやるよ。
…流石に東京の会場までは応援に行けなくて…ごめんな」
「うん、いいよ。頑張ってくるから。
きっと良いものが出来ると思うの。
先生が沢山応援してくれて、パワーをいっぱい貰っているから」
「そっか。じゃあ緊張してヘマしないように魔法をかけてやろう。
これでお前の優勝は絶対だ」
そう言ってまた、劇団なんとかもどきのオーバーな仕草をすると、あたしが噴き出す前に唇を塞いだ。
触れた唇はとても熱くて
なんだかとても切ない気持ちになった。
えらく悩んでいたけど、お前らしいお菓子とやらは見つかったのか?」
「うん、それはもう大丈夫。
んと…響先生はその日、お仕事…よね?
遅くなるかな? できれば会いたいんだけど…
帰ってきたら連絡しても良い?」
「あぁ、その日は早く終わるから迎えに行ってやるよ。
…流石に東京の会場までは応援に行けなくて…ごめんな」
「うん、いいよ。頑張ってくるから。
きっと良いものが出来ると思うの。
先生が沢山応援してくれて、パワーをいっぱい貰っているから」
「そっか。じゃあ緊張してヘマしないように魔法をかけてやろう。
これでお前の優勝は絶対だ」
そう言ってまた、劇団なんとかもどきのオーバーな仕草をすると、あたしが噴き出す前に唇を塞いだ。
触れた唇はとても熱くて
なんだかとても切ない気持ちになった。



