蓮見さんは優しく微笑んで、亜希に近付くと静かに手を差し伸べた。
その手を自然に取る亜希を、引き寄せるように抱くと、幸せそうに俺を振り返った。
このふたり…もしかして?
「蓮見さん…もしかして亜希の?」
俺の問いに、蓮見さんは亜希と一瞬瞳を交わし、目で会話してから鮮やかな笑顔で言った。
「そうだよ。俺は亜希の恋人…もし今夜プロポーズに返事を貰えたら婚約者になれるかな?」
亜希が真っ赤になって「ヤダ、そんな事今言わなくても…」と怒ったように膨れて見せているがどう見ても照れているだけのようだ。
「亜希からいつも君の事を聞かされていたんだよ。凄く素敵な初恋の人の話をね」
蓮見さんが亜希の恋人…。
幸せそうに微笑む亜希は、あの日選んだ道は間違ってはいなかったと無言で語っている。
俺の腕の中で千茉莉が心配そうに見上げている視線を感じた時
それまで胸の奥でわだかまっていた亜希への想いが、砕けて静かに胸に溶け込んでいくのがわかった。
その手を自然に取る亜希を、引き寄せるように抱くと、幸せそうに俺を振り返った。
このふたり…もしかして?
「蓮見さん…もしかして亜希の?」
俺の問いに、蓮見さんは亜希と一瞬瞳を交わし、目で会話してから鮮やかな笑顔で言った。
「そうだよ。俺は亜希の恋人…もし今夜プロポーズに返事を貰えたら婚約者になれるかな?」
亜希が真っ赤になって「ヤダ、そんな事今言わなくても…」と怒ったように膨れて見せているがどう見ても照れているだけのようだ。
「亜希からいつも君の事を聞かされていたんだよ。凄く素敵な初恋の人の話をね」
蓮見さんが亜希の恋人…。
幸せそうに微笑む亜希は、あの日選んだ道は間違ってはいなかったと無言で語っている。
俺の腕の中で千茉莉が心配そうに見上げている視線を感じた時
それまで胸の奥でわだかまっていた亜希への想いが、砕けて静かに胸に溶け込んでいくのがわかった。



