~~~♪ ビクッ! 携帯の音に反応して思わず距離が広がる。 夢の中から急に現実に戻されたようで、何だか照れくさくて視線を彷徨わせる 響先生も気まずそうに携帯を取り出し、あたしから視線を逸らして話しはじめた …やだ、あたしったら何をやっていたんだろう。 自分からキスを迫ったような形で先生にあんな事言っちゃうなんて。 唇まで数ミリの距離で電話に邪魔されるなんて やっぱりあたしの想いは響先生には届かないみたいね。