学校に着くとまだ生徒はあまりいなかった。 しかし皆は笑顔で輝いていて、聞こえてくる声はいつもより黄色かった。 『真衣も3年生かぁ…ホントに先輩いなくなっちゃった…』 真衣はポツンと呟いた。 同時に一筋の涙が頬を伝っていた…。