本当は少しこわかった。
なんだか先輩が別の人みたいだった。
何かに取り付かれたように、あたしを押さえつけた時はこわくて泣きそうだったけど…。
それでも、心のどこかで先輩だからいいと思ったのかもしれない。
このままどうなってもいいと思うくらいに切なくて愛しくて苦しいくらいの感情に包まれた。
こんな風に心も体も預けてもいいと思えるから体で結びつきたいと思ったりするのかもしれない。
どうすればいいのか知識も何も無いあたしだけど、先輩が教えてくれる通りに体を預ける事に抵抗は無いと思える自分がいた。
先輩となら、どんな事もこわくない。
龍也先輩なら全てを受け入れてあげたい。
不安だったけど先輩とならいつかそうなってもいいと思った。
だからだと思う
「じゃあ、聖良からキスして。それで今日のお仕置きはおしまいにするから。」
龍也先輩のそんなお願いも、自然に頷く事が出来た。
正直、そんな自分自身に驚いてしまう。
それでも…何か不思議な感情があたしを突き動かしていた。
腕を伸ばし先輩の首に巻きつけると、引き寄せるようにして唇を重ねる。
いつも先輩がするように、そっと唇を啄み、唇の隙間から恐る恐る舌を差し込むと、すぐに先輩の熱い舌が絡んできて強く吸い上げられた。
激しくて、でも優しいキス。あたしの大好きな先輩のキス。
先輩の温かい想いが流れ込んでくるようで、心が満たされるようなとても幸せな気持ちになる。
この感覚が…大好き
ずっとこうして触れていたいと思う気持ちがわかったような気がする。
無意識に先輩の髪を掻き抱くように手を伸ばしてキスの合間にこの気持ちを伝えていた。
「…先輩…好き…大好き。先輩だけが好き。」
なんだか先輩が別の人みたいだった。
何かに取り付かれたように、あたしを押さえつけた時はこわくて泣きそうだったけど…。
それでも、心のどこかで先輩だからいいと思ったのかもしれない。
このままどうなってもいいと思うくらいに切なくて愛しくて苦しいくらいの感情に包まれた。
こんな風に心も体も預けてもいいと思えるから体で結びつきたいと思ったりするのかもしれない。
どうすればいいのか知識も何も無いあたしだけど、先輩が教えてくれる通りに体を預ける事に抵抗は無いと思える自分がいた。
先輩となら、どんな事もこわくない。
龍也先輩なら全てを受け入れてあげたい。
不安だったけど先輩とならいつかそうなってもいいと思った。
だからだと思う
「じゃあ、聖良からキスして。それで今日のお仕置きはおしまいにするから。」
龍也先輩のそんなお願いも、自然に頷く事が出来た。
正直、そんな自分自身に驚いてしまう。
それでも…何か不思議な感情があたしを突き動かしていた。
腕を伸ばし先輩の首に巻きつけると、引き寄せるようにして唇を重ねる。
いつも先輩がするように、そっと唇を啄み、唇の隙間から恐る恐る舌を差し込むと、すぐに先輩の熱い舌が絡んできて強く吸い上げられた。
激しくて、でも優しいキス。あたしの大好きな先輩のキス。
先輩の温かい想いが流れ込んでくるようで、心が満たされるようなとても幸せな気持ちになる。
この感覚が…大好き
ずっとこうして触れていたいと思う気持ちがわかったような気がする。
無意識に先輩の髪を掻き抱くように手を伸ばしてキスの合間にこの気持ちを伝えていた。
「…先輩…好き…大好き。先輩だけが好き。」



