「もう…1年になるんだな。こうしてここで聖良に初めてキスをしてから。」
「…ん…あの時はなんて強引な人だと思った。」
キスの合間に息を継ぐ事も知らなかったあたしが言葉を交わしながらこうしてキスをしているなんてあの頃には考えられなかった。
この1年であたしは随分変わってしまったと思う。
「クス…俺もあの時は自分が信じられなかったよ。キスをしたいと思ったのも女を自分のものにしたいと思ったのも初めてだったからな。」
龍也先輩もこの1年で随分変わったと思う。
以前のような視線で人を射殺す事ができそうな冷たい瞳も少しずつ和らいできたし、あたしといる時だけはリラックスしてとても優しい表情でいてくれる。
甘える事も時々我が侭を言う事もしてくれるようになったし、素直に自分を出してくれるようになってきたと思う。
「俺を本気にさせるなんて…もう戻れないよ、ダメっていっても、もう逃がせないけど」
相変わらず強引で俺様なところは変わらないけれど…それでもその言葉の中にたくさん愛情が詰まっているのを感じるから、あなたが愛しくて…もっともっと好きになっていくのを止められない。
「逃げる訳ないでしょう?こんなに好きなのに…先輩こそあたしの事飽きちゃったりしないで下さいね?」
「バカ…ありえねぇし。俺がどんなにお前を必要としているか知っているだろう?お前がいないと息も出来ない。聖良がいないと俺の進む道は真っ暗で一筋の光さえも射さないよ。」
龍也先輩の指と唇が身体をなぞっていくと理性ではいけないと思っても身体がどんどん熱くなっていく。
ここが生徒会室で誰かが来るかもしれないとか、声が外に聞こえてしまうかもしれないとかそんな事が頭を過ぎったけれど、与えられる快楽の前に理性は完全に真っ白な意識の中に埋もれていってしまった。
「…ん…あの時はなんて強引な人だと思った。」
キスの合間に息を継ぐ事も知らなかったあたしが言葉を交わしながらこうしてキスをしているなんてあの頃には考えられなかった。
この1年であたしは随分変わってしまったと思う。
「クス…俺もあの時は自分が信じられなかったよ。キスをしたいと思ったのも女を自分のものにしたいと思ったのも初めてだったからな。」
龍也先輩もこの1年で随分変わったと思う。
以前のような視線で人を射殺す事ができそうな冷たい瞳も少しずつ和らいできたし、あたしといる時だけはリラックスしてとても優しい表情でいてくれる。
甘える事も時々我が侭を言う事もしてくれるようになったし、素直に自分を出してくれるようになってきたと思う。
「俺を本気にさせるなんて…もう戻れないよ、ダメっていっても、もう逃がせないけど」
相変わらず強引で俺様なところは変わらないけれど…それでもその言葉の中にたくさん愛情が詰まっているのを感じるから、あなたが愛しくて…もっともっと好きになっていくのを止められない。
「逃げる訳ないでしょう?こんなに好きなのに…先輩こそあたしの事飽きちゃったりしないで下さいね?」
「バカ…ありえねぇし。俺がどんなにお前を必要としているか知っているだろう?お前がいないと息も出来ない。聖良がいないと俺の進む道は真っ暗で一筋の光さえも射さないよ。」
龍也先輩の指と唇が身体をなぞっていくと理性ではいけないと思っても身体がどんどん熱くなっていく。
ここが生徒会室で誰かが来るかもしれないとか、声が外に聞こえてしまうかもしれないとかそんな事が頭を過ぎったけれど、与えられる快楽の前に理性は完全に真っ白な意識の中に埋もれていってしまった。



