「落ちてないぞ?」
「あぁぁっ!やだ、先輩とあたしの間で潰れちゃってるわ。あ~ん。こんなにペッタンコになっちゃって…。」
「うわ、ゴメンせっかく聖良が作ってくれたのに。」
「あ、ううん。あたしは良いんですけど、先輩にこんな潰れちゃったチョコをあげるのはちょっと…。」
「俺なら構わないよ。聖良が作ってくれたって言うだけて幸せだし。」
「…でも、こんなのあげられないもの。」
見事に潰れた包みを見て流石に躊躇する。きっと中身もバラバラになっているんじゃないかな。
「味は変わらないだろう?中を見ても良い?」
「う…ん。いいですけど…。きっとメチャクチャになっていると思う。」
はぁ…昨夜遅くまでかかって作ったのに…何だか凹んじゃう。
先輩が貰う沢山のチョコに負けないのは、せめて愛情って思っていたのに、いくらなんでもこんな形の崩れたものじゃ愛情がこもっていても余りにも酷いわよね。
「あぁぁっ!やだ、先輩とあたしの間で潰れちゃってるわ。あ~ん。こんなにペッタンコになっちゃって…。」
「うわ、ゴメンせっかく聖良が作ってくれたのに。」
「あ、ううん。あたしは良いんですけど、先輩にこんな潰れちゃったチョコをあげるのはちょっと…。」
「俺なら構わないよ。聖良が作ってくれたって言うだけて幸せだし。」
「…でも、こんなのあげられないもの。」
見事に潰れた包みを見て流石に躊躇する。きっと中身もバラバラになっているんじゃないかな。
「味は変わらないだろう?中を見ても良い?」
「う…ん。いいですけど…。きっとメチャクチャになっていると思う。」
はぁ…昨夜遅くまでかかって作ったのに…何だか凹んじゃう。
先輩が貰う沢山のチョコに負けないのは、せめて愛情って思っていたのに、いくらなんでもこんな形の崩れたものじゃ愛情がこもっていても余りにも酷いわよね。



