すげ~ビックリした。
聖良がいきなり俺の首に腕を回して自分のほうに引き寄せたから。
突然のことで何が起こったのか分からなかった。
聖良が俺の髪をガシガシとわざと乱暴に拭いていくのは多分照れているのだろう。
頭を聖良の目線まで下げて俯いていたから、ちょうど視界に聖良の胸の辺りが来る。
ドキ…ン!
雨に濡れた聖良のブラウスは布地を透けさせ下着のラインが浮き上がっていた。
思わず吸い寄せられるように見入ってしまう
「せっ聖良。おまえも風邪ひくからさ、なんか着替えもってないのか。…ってあるわけないよな。夏休みだし体操服なんかも置いてないだろうしなあ。待ってろ、何かないか見てやる。」
あわてて視線を外してロッカーへ行くと中を引っ掻き回して聖良の着替えになりそうなものがないか探してみる。
あ~ビックリした。
聖良の奴、鈍感なだけにとんでもない行動に出る事があるからな。
こっちは振り回されっぱなしだ。あのまま押し倒されたって文句は言えないんだぞ。
俺以外の男の前であんな無防備な事して欲しくないよなぁ。…やりかねないんだよな聖良の場合。
はぁ。と小さく溜息を吐きながら洗いざらしのシャツを引っ張り出す。
よかった、珍しく着替えが余分にあって。
「聖良、コレ着れるかな。学校指定の開襟シャツだけど…濡れたままよりはいいだろう。」
「あ、はい。着替えてきます。」
「着替えてくるって?どこ行くんだよ。」
「え?更衣室まで行こうかと…。」
「鍵かかってんだろ?今夏休みだぜ?」
「え?じゃあ、トイレででも…。」
「ここで着替えればいいじゃないか。俺ちょっと表に出ててやるし。」
「…覗かないで下さいネ。」
「覗かねぇよ、バカ。」
……信用されてないのか。俺って
「フフフッ…。うそですよ。先輩はそんなことしないって分かってます。出て行かなくても大丈夫です。そこのカーテンの影で着替えますから。」
……だから…無防備すぎるんだって。
聖良がいきなり俺の首に腕を回して自分のほうに引き寄せたから。
突然のことで何が起こったのか分からなかった。
聖良が俺の髪をガシガシとわざと乱暴に拭いていくのは多分照れているのだろう。
頭を聖良の目線まで下げて俯いていたから、ちょうど視界に聖良の胸の辺りが来る。
ドキ…ン!
雨に濡れた聖良のブラウスは布地を透けさせ下着のラインが浮き上がっていた。
思わず吸い寄せられるように見入ってしまう
「せっ聖良。おまえも風邪ひくからさ、なんか着替えもってないのか。…ってあるわけないよな。夏休みだし体操服なんかも置いてないだろうしなあ。待ってろ、何かないか見てやる。」
あわてて視線を外してロッカーへ行くと中を引っ掻き回して聖良の着替えになりそうなものがないか探してみる。
あ~ビックリした。
聖良の奴、鈍感なだけにとんでもない行動に出る事があるからな。
こっちは振り回されっぱなしだ。あのまま押し倒されたって文句は言えないんだぞ。
俺以外の男の前であんな無防備な事して欲しくないよなぁ。…やりかねないんだよな聖良の場合。
はぁ。と小さく溜息を吐きながら洗いざらしのシャツを引っ張り出す。
よかった、珍しく着替えが余分にあって。
「聖良、コレ着れるかな。学校指定の開襟シャツだけど…濡れたままよりはいいだろう。」
「あ、はい。着替えてきます。」
「着替えてくるって?どこ行くんだよ。」
「え?更衣室まで行こうかと…。」
「鍵かかってんだろ?今夏休みだぜ?」
「え?じゃあ、トイレででも…。」
「ここで着替えればいいじゃないか。俺ちょっと表に出ててやるし。」
「…覗かないで下さいネ。」
「覗かねぇよ、バカ。」
……信用されてないのか。俺って
「フフフッ…。うそですよ。先輩はそんなことしないって分かってます。出て行かなくても大丈夫です。そこのカーテンの影で着替えますから。」
……だから…無防備すぎるんだって。



