翌朝目が覚めた時、聖良は俺の胸に頭を乗せて俺を抱きしめるように眠っていた。
昨夜の事を聖良は覚えているんだろうか。
聖良の額にそっとキスをすると静かに部屋を出て階下へと降りる。
リビングには聖さんが昨夜から一睡もしていないような顔をして起きていた。
「聖さん…寝ていないんですか?」
「おお、龍也。どうだった地獄の一夜は。」
「クスッ…幸せでしたよ。凄く良く眠れたし。」
「幸せっておまえまさか…。」
聖さんの表情に誤解させてしまった事を悟り慌てて否定をする。
「何も無いですよ。聖良が酔っ払っていきなり俺にキスしてきたときはどうしようかと思ったけど、そのままベッドに引き込まれて…。」
「…っ、なにぃ!おまえ、我慢できなかったのか?」
「いや、我慢する間もなく寝てしまいました。」
「……へ?」
「ってことで、俺はちゃんと約束を守りましたから、聖良はもう俺のものなんでしょう?」
「おまえ、本当に我慢できたのか?」
「もちろんですよ。俺の強靭な理性を見損なわないで下さい。」
…本当はかなりやばかったけどね。
昨夜の事を聖良は覚えているんだろうか。
聖良の額にそっとキスをすると静かに部屋を出て階下へと降りる。
リビングには聖さんが昨夜から一睡もしていないような顔をして起きていた。
「聖さん…寝ていないんですか?」
「おお、龍也。どうだった地獄の一夜は。」
「クスッ…幸せでしたよ。凄く良く眠れたし。」
「幸せっておまえまさか…。」
聖さんの表情に誤解させてしまった事を悟り慌てて否定をする。
「何も無いですよ。聖良が酔っ払っていきなり俺にキスしてきたときはどうしようかと思ったけど、そのままベッドに引き込まれて…。」
「…っ、なにぃ!おまえ、我慢できなかったのか?」
「いや、我慢する間もなく寝てしまいました。」
「……へ?」
「ってことで、俺はちゃんと約束を守りましたから、聖良はもう俺のものなんでしょう?」
「おまえ、本当に我慢できたのか?」
「もちろんですよ。俺の強靭な理性を見損なわないで下さい。」
…本当はかなりやばかったけどね。



