コンコンコン…。
不意に聞こえてきたノックの音。お兄ちゃんだろうか…。
「聖良…俺だ。大丈夫か?」
龍也先輩の声に慌ててドアを開ける。
「泣いていたのか?そんなに怒らなくてもいいじゃないか。聖さんすっげぇ凹んでいたぞ。」
「だって、先輩に失礼な事ばっかり言って。」
「あの襲うどうこうって言う奴か?気にしてないし…っていうか。俺だって男だからな。本当は聖良のこと襲いたくてしょうがないよ。聖良だってわかっているんだろう?」
「でも、先輩はちゃんとあたしの気持ちが整うまで待ってくれています。」
「そりゃ待つよ。惚れた女を抱くのに同意じゃないなんて絶対にイヤだからな。でも、俺を紳士だなんて思わないほうがいいぞ。俺だっていつも聖良を欲しいと思ってる。全然紳士なんかじゃないんだ。」
聖良がまだ何か言いたそうにしているが俺は構わず続けた。
不意に聞こえてきたノックの音。お兄ちゃんだろうか…。
「聖良…俺だ。大丈夫か?」
龍也先輩の声に慌ててドアを開ける。
「泣いていたのか?そんなに怒らなくてもいいじゃないか。聖さんすっげぇ凹んでいたぞ。」
「だって、先輩に失礼な事ばっかり言って。」
「あの襲うどうこうって言う奴か?気にしてないし…っていうか。俺だって男だからな。本当は聖良のこと襲いたくてしょうがないよ。聖良だってわかっているんだろう?」
「でも、先輩はちゃんとあたしの気持ちが整うまで待ってくれています。」
「そりゃ待つよ。惚れた女を抱くのに同意じゃないなんて絶対にイヤだからな。でも、俺を紳士だなんて思わないほうがいいぞ。俺だっていつも聖良を欲しいと思ってる。全然紳士なんかじゃないんだ。」
聖良がまだ何か言いたそうにしているが俺は構わず続けた。



