「わかった、行って来い。ただし、夜はパーティをするからな。遅くても7時には戻って来いよ。」
苦虫を噛み潰したような表情で言い捨てる兄さん。
「ありがとうございます。ええっと、お兄さんとお呼びすればいいんですか?」
「いやだね。聖(ひじり)だ。蓮見 聖。お兄さんなんて絶対に呼ぶな。俺はおまえを認めた訳じゃないから。」
ぶっきらぼうに言う聖さんに頭を一つ下げて聖良に笑顔を見せる。
ほら、大丈夫だっただろう?
神様がきっと俺達に味方してくれるよ。
今夜はクリスマス・イヴだからきっと願いは叶うよ。
どうか聖良が何時までも天使の笑顔で幸せに微笑んでいてくれますように…。
苦虫を噛み潰したような表情で言い捨てる兄さん。
「ありがとうございます。ええっと、お兄さんとお呼びすればいいんですか?」
「いやだね。聖(ひじり)だ。蓮見 聖。お兄さんなんて絶対に呼ぶな。俺はおまえを認めた訳じゃないから。」
ぶっきらぼうに言う聖さんに頭を一つ下げて聖良に笑顔を見せる。
ほら、大丈夫だっただろう?
神様がきっと俺達に味方してくれるよ。
今夜はクリスマス・イヴだからきっと願いは叶うよ。
どうか聖良が何時までも天使の笑顔で幸せに微笑んでいてくれますように…。



