「何?どう言う事?俺が都合悪いって。」
『クリスマス・イヴにあたしの家でのクリスマスパーティに招待したいって言うんです。…兄が。』
「お兄さん?聖良お兄さんがいたっけ。」
『うん、一緒には暮らしていなくて…海外赴任しているんですけどね、クリスマス休暇で帰ってきたんですよ。で、先輩とお付き合いしているのがわかっちゃって、どうしても連れて来いって。
あたし、すごく嫌な予感するんで、先輩もし、嫌なら断っちゃって良いですよ。』
イヴの夜を聖良と過ごせないならせめて日中ぐらいは一緒にいたいよな。聖良の家でのパーティでもいいじゃないか一緒に過ごせるのなら。お兄さんがいても別に構わないと思うけど…。聖良は何を不安がっているんだろう。
もしかして…。
「聖良のお兄さんって…シスコンなのか?」
『う~~ん。シスコンって言うか超過保護。兄はあたしより9才年上なんだけど、あたしが5才のとき父が亡くなってそれ以来父親代わりみたいなものだから…。』
「え?聖良のお父さんも亡くなっていたのか?」
『そうですよ。あれ?そう言えば話したこと無かったですね。…今、も、って言いましたよね。先輩のお父さんも亡くなっているんですか?』
「ああ、去年な。」
『ええ、そうなんですか?あたし何も知らなくて…。』
「うん、そうだな。俺も聖良のお父さんのことやお兄さんの事全然知らなかったし…。なあ、聖良。俺達もっと自分のこと話さないか?5ヶ月も付き合っているのにお互いの事知らない事が多すぎるよ。」
『そうですね。そう言えばいつも生徒会の仕事の事とか、他の役員さんたちと一緒であまり家の事とか話す機会無かったですよね。』
『クリスマス・イヴにあたしの家でのクリスマスパーティに招待したいって言うんです。…兄が。』
「お兄さん?聖良お兄さんがいたっけ。」
『うん、一緒には暮らしていなくて…海外赴任しているんですけどね、クリスマス休暇で帰ってきたんですよ。で、先輩とお付き合いしているのがわかっちゃって、どうしても連れて来いって。
あたし、すごく嫌な予感するんで、先輩もし、嫌なら断っちゃって良いですよ。』
イヴの夜を聖良と過ごせないならせめて日中ぐらいは一緒にいたいよな。聖良の家でのパーティでもいいじゃないか一緒に過ごせるのなら。お兄さんがいても別に構わないと思うけど…。聖良は何を不安がっているんだろう。
もしかして…。
「聖良のお兄さんって…シスコンなのか?」
『う~~ん。シスコンって言うか超過保護。兄はあたしより9才年上なんだけど、あたしが5才のとき父が亡くなってそれ以来父親代わりみたいなものだから…。』
「え?聖良のお父さんも亡くなっていたのか?」
『そうですよ。あれ?そう言えば話したこと無かったですね。…今、も、って言いましたよね。先輩のお父さんも亡くなっているんですか?』
「ああ、去年な。」
『ええ、そうなんですか?あたし何も知らなくて…。』
「うん、そうだな。俺も聖良のお父さんのことやお兄さんの事全然知らなかったし…。なあ、聖良。俺達もっと自分のこと話さないか?5ヶ月も付き合っているのにお互いの事知らない事が多すぎるよ。」
『そうですね。そう言えばいつも生徒会の仕事の事とか、他の役員さんたちと一緒であまり家の事とか話す機会無かったですよね。』



