「俺たちの存在忘れてるんじゃねぇか?おまえら。」
笑いを堪えたような暁先輩の声にハッとして現実に引き戻される。
…忘れてたかもしれない
一気に顔が赤くなり慌てて先輩から離れようとした。
それなのに龍也先輩はあたしを離してくれない。それどころかますます強く抱きしめてくる。
「先輩、苦しいですよ。」
「ダメ…もっとキスして…。不安だった分取り戻すから。」
「え…でも…。」
龍也先輩は気にならないの?暁先輩も響先輩も冷やかすような視線であたしたちを見ているのに。
「はいはい。俺たちはお邪魔な訳?心配して損した。ちゃんと仲直りするんだぞ。…亜希も心配しているだろうからさ。」
響先輩が少し遠い目をして微笑んだ。 響先輩は…本当に亜希のこと好きでいてくれたんだね。
「龍也。キスまでは許すけど、ココで押し倒すのはやめとけ。いいな?」
暁先輩の言葉に思わず頬が熱くなる。そんな恥ずかしい事言わないで下さい。
さっき考えていた事が一瞬頭をよぎって顔が熱くなる。
「わかってるよ。仲直りするからとっとと出て行ってくれ。二人っきりにしてくれよ。」
龍也先輩はウィンクしながら二人にそう言うと、クスクス笑ってあたしの頬にキスをした。
ふたりが呆れたように笑って出て行ったのを確認すると、すぐにキスの雨が降ってくる。
何度も呟くように「好きだよ」って言う先輩の声があたしを包むように幸せな気持ちにする。
もっとあなたに触れていたい…。
もっとあなたの傍にいたい…。
あなたのすべてが愛しい。
あなたのすべてが欲しい
あたしの全てをあげるから…
お願い。ずっとあたしだけの龍也先輩でいて。
あたし自身を心ごと全部あなたに捧げるから。
笑いを堪えたような暁先輩の声にハッとして現実に引き戻される。
…忘れてたかもしれない
一気に顔が赤くなり慌てて先輩から離れようとした。
それなのに龍也先輩はあたしを離してくれない。それどころかますます強く抱きしめてくる。
「先輩、苦しいですよ。」
「ダメ…もっとキスして…。不安だった分取り戻すから。」
「え…でも…。」
龍也先輩は気にならないの?暁先輩も響先輩も冷やかすような視線であたしたちを見ているのに。
「はいはい。俺たちはお邪魔な訳?心配して損した。ちゃんと仲直りするんだぞ。…亜希も心配しているだろうからさ。」
響先輩が少し遠い目をして微笑んだ。 響先輩は…本当に亜希のこと好きでいてくれたんだね。
「龍也。キスまでは許すけど、ココで押し倒すのはやめとけ。いいな?」
暁先輩の言葉に思わず頬が熱くなる。そんな恥ずかしい事言わないで下さい。
さっき考えていた事が一瞬頭をよぎって顔が熱くなる。
「わかってるよ。仲直りするからとっとと出て行ってくれ。二人っきりにしてくれよ。」
龍也先輩はウィンクしながら二人にそう言うと、クスクス笑ってあたしの頬にキスをした。
ふたりが呆れたように笑って出て行ったのを確認すると、すぐにキスの雨が降ってくる。
何度も呟くように「好きだよ」って言う先輩の声があたしを包むように幸せな気持ちにする。
もっとあなたに触れていたい…。
もっとあなたの傍にいたい…。
あなたのすべてが愛しい。
あなたのすべてが欲しい
あたしの全てをあげるから…
お願い。ずっとあたしだけの龍也先輩でいて。
あたし自身を心ごと全部あなたに捧げるから。



