「お姉さんって…いくつですか?」



やべっ!


俺今、口に出してた?!



やべ−!

直球過ぎるだろ?

いきなりキモいよな…



「アハハ…いくつに見える?」



俺のいきなり過ぎる質問に笑顔で答えてくれるお姉さん。


ネームプレートを見ると 【原田】と書いてある。


「20才位…ですか?」



俺は少し照れた。


俺から話し掛けたくせに、あまりの綺麗さに俺は顔を直視できなかった。



「正解」



20才って事は…

俺の3才上か……






まだ高校生の俺は20才がすごく大人に感じた。