君の愛に繋がれていたい<<短編>>



“実は………?


次に続く言葉が
気になり
次第に鼓動も
高鳴ってきた


ドキッ、ドキッ、ドキッ、




「俺、実は――



佐山に
告られたんだ――。
………返事は
OKしようと
思ってる。」






――――ドクンッ―――


う………そ………?


一瞬君が
何を言ってるのか
解らなかった


――――佐山って、
さっき君と
仲良く喋ってた
可愛い、
女の子だよね?



  君は、あの子と


   付き合うの?