授業が終わってからも、俺の頭には夢の情景がこびりついていた。

やけにくっきりと…まるで本当に経験したような、そんな感覚…。



夢の内容を思い出すだけで、目頭が熱くなってマジで橋本がいなくなったらどうしようとか考えてしまう…。



この感情は…なんなんだ?


俺、確実に淋しがってる。

夢とは言え、もしも現実に起こってしまったら…





無理…だよ…。




橋本がいないなんて…。



考えられない。


橋本に…側にいてほしい…



どこにも行かないでほしい。




多分…


橋本のこと…好き。