ついさっきまで握っていた先生の温もりと、告白を思い出しながらお母さんに報告した。



「よかったじゃない!またなにかあったら教えてね。あっ、お母さん夢ちゃんの結婚式行きたいなぁ…。行ってもいいかな!?」

「うん。もちろん!」



私以上にお母さんは興奮している。


お互い気持ちがマックスになって…超大声で会話してしまった。



私の幸せを自分のことのように喜んでくれているお母さん…。



「結婚式は洋装がいいなぁ…」

「白無垢もいいと思うよ」



お母さんと近いようで遠い将来について一時間近く語った。