私は話の流れで気になっていることを聞いてみることにした。

今なら、不自然じゃないよね?

こんな質問しても…



「好きな人はいないの?」



俯きながらすごく小さな声で聞いた。


先生がどんなことを言っても受け止める。


好きな人がいるんなら応援するよ。


先生の恋愛を応援するのは辛いけど、仕方ないよね。


もしいないのなら……もうちょっと頑張ってみよう。


学生なんて恋愛対象じゃないかもしれないけど…。


先生のこと考えることだけは許して…。


ひそかに先生を想うことだけは許してね…。