この時間ならまだ学校では、部活動をやっている。 確か形山菜季は陸上部だった気がする………… というヒロを信じて、ただただ走っていた。 「…ヒロ………… どうする……………??」 ヒロは私の方を見ず、前だけを見つめて言った。 「ユウが考えてることと…………… 同じことさ…………」