私たち3人は笑いながら唐揚げを食べようとした瞬間… 「……ユウ、ヒロ、晶!! 大変だよ!!!」 蜜流が困ったような顔をして走って来たんだ。 「どうしたんだ……?」 晶は蜜流に早口で返した。 でも蜜流は私たちに恐る恐る喋り出した。 それを聞いた私たちは急いで走り出した。 必死に必死に走ったんだ。 「猫が………… 猫が………… 居なくなっちゃったよ……」