「ユウ本当にアイツが勝ったらデートするのかよ!?」 真剣な顔で私の目をジッと睨む。 私は下を向き、少し考えてヒロに言った。 「うーん………… でももう約束しちゃったみたいだから、三村ちゃん(勝手にあだ名をつけた。)とデートするよ………」 「な…………!!! お前デートってどんなことするかわかってんのか? 止めといた方が良いって!!」 ヒロの強い口調に押しつぶされそうになったけど、私も強い口調でヒロの言葉に答えた。