傷付け合うわたしたち

　

「話？」


頷いたＢさん達をわたしは見た。


「話って……ココでも話は出来るでしょう？」


ココじゃ話しにくいから、と言うＢさん達にわたしは頭を捻った。


「……あのさ」


「なあに？」


あまりにも素直に応答してくるＢさん達に、わたしは正直に言った。


「Ｂさん達、わたし達のこと無視してたよね？一方的に。今日の呼び出しも一方的でさ、きちんと「話」なんて出来ないとわたしは思うよ？」


Ｂさんと目が合う。




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