「さっちゃん、それよりも「明日も楽しく過ごせるように」祈ろうよ。絶対そのほうが楽しいよ」


「……ハナは、わたしの味方だよね?」


「敵、味方はないよ。ただ友達は大切にしたいよね。さっちゃんはずっと大切な友達だよ」



「じゃあさ、もしBさんがハナに、「仲良くしようよ」って言って来たらどうする?」


「仲良くするよ?」


わたしのその返事にさっちゃんは驚いて、どうして?と強く問い詰めて来た。


「どうして……って、無視するとかされるとかよりも、仲良くなれたほうが誰でも嬉しいんじゃない?」