お父さんってそうゆうキャラだったっけ?
もっとフレンドリーじゃない?
「…やっぱ普通にしよ。飛鳥くん、金魚すくいやろーよ」
そうそう、そっちの方がお父さんらしい。
「…はい」
飛鳥は戸惑いながらもそう答えるとお父さんの隣にしゃがんだ。
二人とも金魚をどんどん掬っていく。
飛鳥ぁ!掬ってる姿も絵になってるよォ!
「飛鳥くん、かっこいいわ…」
……。
お母さんがハァとため息を漏らしながら言った。
こんな母親に飛鳥を渡してたまるかッ!
「飛鳥は私のなんだからッ!」
私は睨みながら二人を眺めるお母さんに言った。
「えー!…分かったわよ」
てか、「えー」とか言う前にアナタにはお父さんがいるじゃないですか。
ほらァ!お母さんがそんなこと言うから、お父さんが切ない目でコッチ見てるじゃんッ!
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