焼きそばも食べ終わり、私たちはまた屋台を回った。
「次は何が食べたいの?」
飛鳥が私の手を引きながら聞いた。
んー…、何にしようかな?
お祭りでしょ?だから、私やりたいことあるんだよね!
「飛鳥!金魚!金魚すくいやりたい!」
私がそう言うと飛鳥はビックリした顔をした。
…え?何で?
「美緒が食べ物以外のことを言うなんて…」
…私だって、いつも食べ物って訳じゃないんだから!
私は頬をプゥっと膨らましてそっぽを向いた。
「ごめんごめん。金魚すくいやろっか」
飛鳥は私の膨らんだ頬を指でつつくと私の手を引いて歩き始めた。
…許します。
私飛鳥が触れた頬を手で覆った。
飛鳥、あなたは私をドキドキさせる天才です。
…ヤバい。
またニヤケちゃうっ!
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