「じゃあちょっと待っててね。」 そう言ってまた保健室から出て行く美緒。 …また嫌な予感。 気のせいだといいけど。 ガラッ 「あすかぁー!」 今度は直ぐに帰ってきた。 また家まで行ったかと思ったけど違った。 「はい!飛鳥、氷…」 そう言って美緒は俺の額に氷をのせた。 ドンッ 「…重っ。」 「これで治るね。」 …お前、殺す気だろ。この氷、すんげぇー重いんだけど! どっから持ってきたんだよ、このでかい氷を! 「食堂って何でも置いてあって便利だよね、飛鳥♪」 だから早く戻ってきたのか。 .