「ひな、すっごいかわいいー」
「へ?」
私は、突拍子もない声を出してしまう。
「何?何?春妃ちゃん?」
目をキラキラさせる瑠璃ちゃん。
「うん…初めての私服行事なんだからって…」
「うんうん、すっごく可愛いー」
ニコニコと向けられた笑顔。
この前買ったピンクのチュニックがふわりと揺れる。
瑠璃ちゃん…やっぱりかわいい。
「あ、そうだ!ちょっと待って!」
そう言うと何やら、自分のバッグをゴソゴソし出した瑠璃ちゃん。
「あった、あった!ひな、ちょっと目瞑って?」
そう言われた通りに、私は目を閉じてみた。

