変わりたい *可愛いお姫様*



「ひなは、可愛いよ?」


上目遣いで、そう言われると、

女の子の私でもドキドキする。



目、大きいなぁ…。



「ひなが可愛いから、ケンちゃんもヒロっちも
いつもいつもひなを可愛がってるんだよ?」


「え?」


ケンちゃんとヒロくんが…

私を可愛がってる?



「か…可愛がられてるの…?」

「また自覚なしー。そこがまたかわいいんだよね。
ひなの場合、とっても天然っていうかピュアっていうか」



ピュア…


そう言えば…前に…

ケンちゃんにも言われたかも…



『神崎はさーなんて言うか…素直っていうか、純粋っていうか…
ピュアな女の子なんだなって可愛いって思うし!俺は好きだぞ!神崎!』



言われた言葉を思い出して、ボッと顔が熱くなるのを感じる。



「ひな?顔、赤いよ?」

「え…あの…」

「テレてんの?やっぱ可愛いー」


ご機嫌で、ギュッって抱きついてくる瑠璃ちゃん。




私は、本当にドキドキして仕方なかった。