「誰が。」 「あなたが。」 「あなたって。」 「心。」 「上の名前は。」 「夕美。」 「それは、あたし?」 「そうよ。」 「…………」 「…………」 「……マジで?」 「マジで。」 うっそ――――――ん! そして、この後、あたしはすぐに一人暮らしをする部屋へ向かわされた。