私だったらひとり暮らしなんて絶対無理。


寂しがりやだからすぐ妥協しちゃうと思う。




「でも今夜は風香がいるから全然寂しくない。」

そういって微笑んだ陸。

う……そんな笑顔でそんなこと言われたら……



「心臓破裂しちゃうよ…」


自分でいって恥ずかしくなった。




「可愛い…風香。」


陸の唇が私の唇に重なる。


舌と舌が触れる。



「陸っ…野菜こげちゃうよ…」


「ん…もいっかいだけ。」



そういって、私たちは何度も甘いキスを交わした。